国産ヨウムの繁殖、販売

ヨウムが思い通りにならなくても辛抱強く接し続けられるか

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ヨウムが思い通りにならなくても辛抱強く接し続けられるか

ヨウムは賢い鳥と言われて飼育を始めたものの全然言うことを聞いてくれないと感じることがあるかもしれません。ヨウムは5歳の知能と2歳の感情を持つと言われていますが、子供を育てたことのある人なら分かると思いますが2歳ー5歳の子供の言うことを聞かせるのって簡単なことでしょうか?

 

人間の言語がわかる子供でも難しいのではないでしょうか?ヨウムはそれ以下と言えると思います。ですから賢いと言っても過信は禁物です。逆に賢いゆえに言うことを聞いてくれないということもあるのです。

 

雛からヨウムを飼育する場合、雛のうちは言うことなんて全く聞いてくれません。餌も移動も全て飼い主が行ってあげなくてはなりません。

 

でも噛むこともありませんし、大きさとしても取り扱いは容易でしょう。ただ成長し、特に飛ぶようになると飼い主の手を離れ色々なところに行こうとします。

 

特に高いところが好きで飼い主の手の届かないところに行こうとします。飼い主の手が届かないことがわかると捕まらないように飼い主の手の届かないところに行こうとします。

 

またケージにもなかなか入ろうとしないようになり一度ケージに入れるために用いた方法は学習し、二度目は通用しなくなることもあります。また色々な物を噛むようになりそれを言葉でダメと言ってもなかなか言うことを聞いてはくれないでしょう。

 

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特に飛ぶようになった雛から3歳くらいまでは問題を起こすことも多く、思い通りにいかないと感じることも多いでしょう。でも3年を過ぎると飼い主とヨウムがお互い扱い方に慣れてゆくため以前に比べると比較的扱いやすくなってきます。噛むことも少なくなりケージにも自分で入ってくれるようになります。

 

とは言っても噛んではいけないものを噛んだり、糞をじゅうたんにするといったことをコントロールするのはなかなか難しいでしょう。噛まれてはいけないものはヨウムの近くに置かない。糞をされては困るものは飼育スペースに置かないといった対策が必要です。

 

また例え5歳になったヨウムでも環境が変わるということで言うことを聞かなくなることがあります。例えば部屋を変える、模様替えをする、ケージを変える、餌を変える、ケージの中のおもちゃや停り木の形を変えるといったことでも今まで言うことを聞いてくれていたヨウムがなかなか言うことを聞いてくれなくなったり、ケージになかなか入ってくれなくなったりするものです。

 

ですからヨウムを飼育するには根気が必要です。長く生きる鳥ですから長年にわたってそのようなヨウムとの関係を苛立たずに楽しめるかが鍵となるでしょう。

 

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