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ヨウムとの生活 飼育のために必要な時間があるか

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ヨウムを飼育するには毎日そのために取り分ける時間が必要です。その時間には餌を与える時間、水を変える時間、掃除をする時間、遊んであげたりコミュニケーションを図る時間が必要です。それ以外にも病気になったら病院に連れて行ったり看病のためにさらに時間を取り分けなければならないでしょう。

 

飼育を始めたばかりの頃は何かと時間がかかるものですし、かけるのが苦ではないものです。でもそれが何年も続くとなると負担になることも考えられるでしょう。
餌を与えたり水を替えたり掃除を行うことは慣れればそれほど時間はかかりません。飼育頭数が少なければ特にそうでしょう。

 

 

ただ、遊んであげたりコミュニケーションを図るのはどれくらいが適切という規則はありません。鳥に合わせているなら際限ない時間が必要になるでしょう。できれば1日1回はケージから出して遊んであげてほしいと思います。

 

放鳥時間はそんなに長くなくてもいいので毎日できれば決まった時間に放鳥してあげると飼い主と鳥との絆はさらに深まると思います。

 

ポイントは毎日決まった時間に行うことでそのようにするなら鳥は毎日の日課を覚えてストレスなく過ごすことができます。

 

でも不規則に出したり出さなかったりですと、鳥はケージから出なくなったりあるいは出しっぱなしだとケージに戻らなくなってしまいます。

 

このようになると鳥にとってはケージから出るのも入るのもストレスになりますし、飼い主も鳥がケージに入ってくれないので時間がどんどん浪費されてストレスになります。ですから毎日決まった時間に餌を与え、水を替え、掃除を行い、放鳥してあげるのがいいと思います。

 

もちろん人間の活動上どうしても不規則になることはあると思いますが基本的に毎日そうできるかを考えるとよいと思います。

 

 

例えば日中仕事で外出する方であるなら朝出かける前に給餌と掃除と放鳥を行うこともできますし、朝全てをいっぺんに行えないなら朝出かける前は給餌を行い、あまり遅くならないなら仕事から帰宅後放鳥と掃除を行うというのでもいいと思います。

 

朝放鳥を行う場合は仕事に出かける時間に遅れないように気をつける必要があります。特に飼い始めたばかりの頃は鳥も飼い主も慣れていないため、出かけなければならない時間になっても鳥がケージに入ってくれないということがあります。

 

その場合ケージから出したまま外出しないほうがいいと思います。部屋がむちゃくちゃになりますし、電源コードや鳥にとって危険なものをかじることもあります。

 

またそうならないとしてもそのように出しっぱなしで鳥に好き勝手にさせているといざいう時に言うことを聞いてほしいことを聞いてもらえず大変な思いをします。

 

 

うちの手乗りのヨウムですがいつも夕方から夜にかけて放鳥しています。そんなに長く出せないこともありますが、手乗りの鳥たちは全部素直にケージに入ってくれます。私がケージに入れてあげなければいけない時もありますが、自分から入ってくれる時もよくあります。いつも決まった時間に行ってきた結果習慣づいたのだと思います。

 

 

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また日中仕事に出かけないで家にいる主婦であるとか、自宅で仕事を行っているという場合なら飼育のための時間は比較的自由にとれるかもしれません。でもそのような場合でも毎日時間を決めてお世話や放鳥を行うのは規則性を身につけて習慣づけるために鳥にとっては良いと思います。

 

出しっぱなしにするのではなく決まった時間に放鳥は行い、他の時間はケージで過ごしその同じ部屋で飼い主も過ごしたりするならケージで過ごすことを心地よく感じるようになるでしょう。

 

 

人間としての生活も行わなければなりません。遠方に出かけることや宿泊しなければならない時もあるでしょう。

 

そのような時に鳥の世話ができるか、もし自分ができないなら代わりに行ってくれる家族がいるかも鳥を購入する前に考えておく必要があります。

 

また今はペットショップなどが一時的に預かってくれるようなサービスを行っていますのでそのようなサービスを利用することもできますが、そのようなサービスを利用するなら他の鳥たちとの接触や病鳥と同じ空間に置かれる可能性もあるということを覚えておく必要があります。

 

誰かにお世話をお願いする時には何が最善かいくつかの選択肢を考えておくと良いと思います。

 

そしてそのような選択肢があっても、手乗りの場合鳥はあなたのお世話を必要としていてその代わりができる人はいないということを念頭に置き、そのような外泊は控えめに行うようにいたしましょう。

 

 

また、特にヨウムの雛をお迎えする場合、成鳥を迎えるのとは異なり、少なくても半年は毎日お世話のために時間が拘束されるということも覚えておいていただきたいと思います。

 

ヨウムは1年近く挿し餌が必要だとも言われています。実際には生後半年くらいでほとんど一人餌になりますが最初の数ヶ月は1日3回から4回の挿し餌を毎日行う必要があります。

 

それを怠るなら雛は死んでしまうでしょう。ヨウムの雛を購入するなら本当によく懐くヨウムを育てることができるでしょう。

 

でもそのためには少なくとも一人餌になるまでは24時間雛から目を離せない、たとえ外出するとしても挿し餌4回なら6時間、3回なら8時間ほどしかできないということを覚えておく必要があります。

 

私はこれまでヨウムの雛を育ててみて挿し餌3回くらいから育てると雛から育てたと言えるかなと思います。もう2回ですとほとんど綿毛がなくなり大人と変わりません。2回でも懐きますが大人と変わりませんので大きいですし、爪も痛くなります。

 

また羽の力も強くなりもう飛ぶようになっているでしょう。そのようになればなるほど扱うのは難しくなります。雛への挿し餌はある程度スキルが必要ではありますが、挿し餌3回くらいのまだ綿毛が生えているくらいの雛の方が扱いやすいと思います。

 

それでヨウムの雛をお迎えするなら1日8時間おきの挿し餌を毎日欠かさずに数ヶ月行えるかどうか考えていただきたいと思います。

 

 

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8時間おきなので日中仕事で外出する方は難しいかもしれませんが、他に家族がいて挿し餌ができるとか、自営業であるという方であるならお迎えできるかもしれません。

 

 

 

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